前回12話でアバン先生は自分の生命力を攻撃力に替え、ハドラーを確実に討とうとしてくれました。ダイとポップには免許皆伝のアバンのしるしを遺して……。これで終わったかと思いきや、しぶといハドラーは生きていたようです。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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アバン先生
負けないってそのくらいの覚悟で挑むってことかと思っていたら全然違いました。負けないってことは勝つってことではない、いや、味方が生きているからアバン先生一人が死んでもドラクエの戦闘システム的には勝ちってこと……なのか?まさかのメタ発言?
アバン先生、急に島にやってきたと思ったらダイの修行に付き合ってくれて、技も教えてくれて、めちゃくちゃいい人でしたね。魔王が復活するっていうのを知っていたからここに来てくれたんでしょうか。勇者になり得る人材がいるのを知っていた……?
地獄の炎
ハドラー、どこまでも下衆いですね。元魔王、こんな感じなのかぁ。すごい魔法なんでしょうけど、なんか……なんか小物臭くないですか?いや消えない炎って実際凄いですけど、もうMPも底をつきかけているってことなのではないでしょうか?追い打ち掛けたら倒せそう。
魔法ものって、術者が死んだらその魔法の効果が消えるみたいな展開よくありますけど、アバン先生の保護魔法は消えないままなんですね。もしかしてこっそり生きている可能性、ありませんか……?いや正直生きていてほしい気持ちめちゃくちゃあります。いい人には生きていてほしい。
怒りの力
ダイは土壇場で力を発揮するタイプですね。いままで何度か危機に瀕していますが、どれもこれも「自分のため」ではなく「大事な誰かのため」に力を使っているような印象があります。ゴメちゃんとか。レオナ姫とかね。今回はアバン先生のために。
誰かのためにこうやって本気を出せるのって凄いことだよなぁと思います。思い返せばダイは自分自身のために内なる力を使ったことって無いんじゃないかなぁ。それもそれでどうなんだとは思いますが、他人のために本気になれる人は優しい人だなと思います。
さいごに
この紋章、レオナ姫が死にかけたときにも出てきましたね。この力が誰かの犠牲なしに使えるようになると一番いいのですが……。この紋章が出たときのダイはすごいぞ。ハドラーなんてやっつけちゃえ!次回も楽しみに読んでいきたいと思います!
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