前回9話ではヒビトの隣人たちとの交流を経て、ヒビトが何を考えているのか、理解したようなしてないようなムッタでした。今回はNASAでの訓練を見学に来たムッタですが、またコンプレックスに悩まされているようで……。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!

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ムッタの退職理由

完全に忘れていましたが、そういえばそうでしたね……。いや、単純に上司がムカついたから頭突きしたわけではないんですけど、そういうのって伝わらないんですよね。しかもこれ、被害者(?)の上司から直接言われてるので尚更伝わらないですね。

なんというか日本人のこういう陰湿な感じ、嫌になってしまいますね。上を目指そうとしている人間の足を引っ張っていくこの感じ。家族の悪口言われて黙ってるような人間のほうが嫌じゃないかと思うんですけどね。こうはなるまいと思わせてくれるいい上司ですね。

侍は瞳で語る

ムッちゃんも早くこっちに来なよ、と言わんばかりのこの挑戦的な目、いいですね。ヒビトはやっぱりムッタのことを上へ上へと引っ張り上げてくれるタイプの人ですね。いいなぁ~、こういう兄弟関係、めちゃくちゃいいなぁって思います。

ヒビトのラップタイムを脳内で計ってるのすごいなぁ。しかも正確。集中して計測してるわけじゃないし、なんならジェニファーと会話したり色んなこと考えたりしてる中でのこの正確さ、いったいどうして?っていうか今気づいたんですけどただの見学でもちゃんとスーツ着てるの偉いですね。

ピーナッツ

かきピーのピーナッツ好きだけどなぁ。ムッタはどういう意味で自分はピーナッツみたいな人間だなって思ったんでしょうか。あってもなくても良いようなもの?いやピーナッツは無くてはならない物です。ピーナッツがなくなったら「かきピー」はただの「かき」になってしまいますからね。

ヒビトは多分、ムッタが今回宇宙飛行士になれなくても諦めないと思ってるんじゃないかなって思います。宇宙飛行士選抜試験は今回が最後ってわけじゃないですからね。たぶんまた、「ムッタは準備中だよ」って言ってくれるんじゃないかなぁ。

さいごに

ムッタの上司だった人により、JAXAでのムッタの合否が左右されてしまうかも知れない事態に。なんてことをしてくれたんだ……。これを教えてくれる後輩がいるってことは、ムッタの社内での評価は低いものではなかったはずなんですけどね。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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