前回2話ではトルフィンとアシェラッドの決闘のお話でした。今回は時系列が戻って、トルフィンの幼年時代のお話です。ヴィンランドと名付けられたその地の話に目を輝かせるトルフィン可愛すぎる。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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天動説の時代
地面は平らで、天の星々が動いていると信じられていた時代。この少年、腕の骨を自在に操れる……!?やるな……。ウミヘビが世界の端を守っている設定すごい良いなぁ。もちろんウミヘビは隠喩なんだろうけど。
星を正確に観測することが出来なかった時代、見える範囲だけが世界の全てだった時代、もう今では想像できないなぁ。子供の頃もそういう感じだったなぁ。遠い目……。
子供の夢
寝てるときに見る夢、脳が情報を整理しているって話を聞いたことがあります。子供のころはすべてが新鮮で、初めて知ること、見るもの、たくさんあって忙しいなぁ。夢ってわりとカオスなものになりがちですが、ちゃんとした夢見ててかわいい。
なんかこう、自分を犠牲にして味方を助けるみたいな妄想、しましたよね……。しませんでしたか?中学の頃とか……教室にテロリストが……とか……書いてて恥ずかしくなってきた。そういう妄想も、子供の頃の純粋な感じでみれると一番楽しいよね……。
逃げてきた
圧力に耐えきれずに逃げてきた地とはいえ、こんな雪深くて大変な土地でよく生きていけるなぁ……生活が大変でも、圧力に屈する方が嫌だったってことなんですね。戦士に憧れ、その血を受け継いでいると信じているトルフィンは不服な様子。
勇敢な祖先が誰かから逃げるなんてありえない。そんなの勇敢でもなんでもない、と言わんばかりの不満顔。まだまだ若いわね……。勇敢さとは、敵に真っ向から立ち向かい戦うことだけではないということ、まだ理解できないみたい。仕方ないね。
さいごに
かつての祖先たちのように、圧力から逃げてきた奴隷が一波乱起こしそう。いかにも悪者ですって顔した権力者はどういう行動を取るのか。奴隷は逃げ切れるのか。次回も楽しみです。
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