前回8話では、灯里ちゃん藍華ちゃんと同じく半人前ノームのアルくんとの出会いと、地下世界と重力についての魅力的なお話でした。今回は24月31日、そう、大晦日です。年越しですっ。ネオ・ヴェネツィアでの年越しはどういうものなのでしょうか?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!

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みんなで年越し

日本と海外だとクリスマスと年越しの過ごし方違うって言いますよね。確かに日本だとクリスマスはみんなでパーティするみたいなイメージがあります。海外からの輸入文化のはずなのに、どうしてなんだろう?面白いなぁ。もともとはキリスト教の文化だったのにね。

そういえば火星は地球より公転周期が長いので、カレンダーも地球のと違うんですね。違和感……。一日の長さも違ったりするのかなぁ?と思って調べたら、自転周期は地球とだいたい一緒みたいです。すごいな。第二の地球として探索が進んでいるだけありますね。(?)

アウグーリオ・ボナーノ

ついに一年が終わってしまった。灯里ちゃんが火星に来たのは春の季節で(AQUAに収録されています)、まるっと一年火星で過ごしたことになるんですね。地球と1年の長さが違っても、あっという間だったなぁって思うんでしょうか。うーん、体験してみないとわからない事だ……。

この帽子やらなんやらを投げる風習、海外だとよくありがちだなぁと思うんですけどそうでもないですか?年越しの時にイタリアでは物を投げる、っていうのはARIAで知った事なんですけど、海外では大学の卒業式とかで学帽を投げたりするイメージがあります。物投げがち。

恥ずかしいセリフ禁……。

禁止、とはアリシアさんには言わないんですね。藍華ちゃんもそんな野暮な人じゃないか。灯里ちゃんの言う、年越しってなんだか名残惜しくなる気持ち、めちゃくちゃ分かるんですけどあの気持ちってなんなんですかね。ただの日常の連続といえばその通りなんですけど。

確かに年を越しても何かが劇的に変わったりする事ってなくて、ただ西暦の数字が増えるだけなんですけど、なにか特別を期待してしまうような気持ちになります。そうやって気負って日常を始めると、すぐ失敗したりするんですけどね。程々が一番……。

さいごに

灯里ちゃんの一年はまた始まる。今年はどんな素敵な出来事が待っているのでしょうか。どんなに小さなことでも素敵な出来事に変えられる灯里ちゃんの魔法で、毎日楽しく過ごしてほしいなぁと思います。もうちょっと冬が続きます。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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