書道家が自然豊かな五島列島でスローライフ…!?なばらかもん、第1話を読みました。優秀だけど気難しそうな半田清舟と、島の人々が繰り広げる青春ストーリーの始まりです。ネタバレ有りで感想を書いていきます!

五島列島方言炸裂!

この漫画、九州に実際にある五島列島を舞台に描かれています。作者の地元だそうで、愛情が伝わってきますね。日本には地方によって方言がありますが、漫画で登場する方言も実在するものみたいです。

五島列島方言という括りになっているみたいですが、見ただけでは意味がわからないものも沢山あります……日本語って奥深い。一応標準語に訳した注釈がついているので、漫画内で困ることはなさそう。心遣いがありがてえ……!

第1話のサブタイトルになっている「ばらかこどん」ですが、「元気な子供」という意味らしいです。「ばらか」「こどん」で区切られてそうなので、タイトルの「ばらかもん」は「元気な人」みたいな意味になるのかな。確かに島の人は広い意味で元気そう……に見える。

衝動的な書道家

賞をとった作品をつまらないと貶され、よりにもよって偉い人を殴りつけてしまう半田先生……。気持ちはめっちゃ分かるけど殴るのはいかんー!殴るのはー!これが原因で島でしばらく暮らすことになってしまうのだ……。文字通り島流し……。

ついた先では家が島の子どもたちの基地にされているし、前途多難な移住初日……。半田先生はなんだかんだ言ってちゃんと相手してくれるので子供になつかれるタイプ。子供嫌いと言うけど本心から嫌いじゃないやつだ!素直になれない人だね。可愛いね。

ごめんな

なるは悪い事してないのに、半田先生が嫌だったことに謝れるのめっちゃすごい。子供のときは何でもできるのに、大人になると出来なくなることがあるのどうしてなんだろう。きっとプライドとかが邪魔するのかな~。

「登ってみないとわからない。見ようとしないと見えない」これ、めっちゃそのとおりだなって思います。やってみもしないで、「どうせこうなるんだろ」って思い込んでるとその先は何も無いだけ。やってみたら違う結果になるかもしれないんですよね……。

さいごに

新しい環境で、新しい価値観に触れて、ガチガチに固まっている半田先生の脳みそはどう変わっていくのか。都会で大人だけと付き合っていては得られない生活で変化していく半田先生を楽しみに、次回を待とうと思います。

次回のお話はこちら!