前回11話で哪吒視点の喧嘩の原因を聞き、李靖の味方についていたはずの太公望はなんと哪吒側にまわることに!?こんな酷い親父は殺してしまえと哪吒に言い放つ太公望に、哪吒の取った行動とは……。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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憎くたって情がある

哪吒、あんなに李靖のこと憎んでいて今にも殺してやるって感じだったのにいざチャンスを与えられると怯んでしまうという。憎たらしいと思ってはいてもやっぱり親子なんですね。一度死んで、今の肉体や血は李靖と繋がっていないとしても、親を思う気持ちは変わらないってことでしょうか。

哪吒なりに親のことを大事に思っていたからこそ、墓を壊されたのが許せなく悲しかったんですかね。なんとなく分かるような気がします。母親が自分のために作ってくれたものを勝手に壊されるのを想像すると、そりゃあ許せねぇよなぁ!?ってなります……。

宝貝人間にも感情はある

宝貝人間も涙を流すんですね。人造人間だと言われていたしずっと無表情だったのでもしかしたら感情がないのかなって思っていたんですが。めちゃくちゃ感情豊かですね。よく考えたら憎しみの感情は持っていたので感情がないわけがないんですけど……。

この違う違う!って言ってるシーン、まるで駄々をこねる子供のようでちょっとかわいいですね。「違う違う!」「違わぬ違わぬ!」「違う違う!」のやり取りめっちゃ可愛い。哪吒って産まれてまだ何年かしか経ってないんですもんね。納得の駄々こね。

崑崙十二仙・太乙真人

この人が殷氏の夢に出てきて宝貝人間の核を埋め込んでくれた仙人・太乙真人なんですね。顔が整っていると思ったんですが高いところが嫌いなんだ……なぜ登ったんだ……。崑崙十二仙って幹部じゃないですか!そんなすごい人がわざわざ哪吒の様子を見に来たって事ですか?

まがりなりにも自分の子的な存在なので心配だったって気持ちはよくわかります。でも手助けはしないんですね。来てみたら太公望がなんとかしようとしてたから見てたって感じですかね?本当にそうだったのかはわかりませんが、いろいろ考えて行動してるんですねえ。

さいごに

なんとか哪吒の親子喧嘩を平和的に?解決することが出来ました。哪吒の修行が終わったら太公望の味方につけてくれるという心強い約束もしてもらえて順調な様子です。そんなふたりに背後から近付いてきたのはまさかのあの人……!?次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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