前回8話で太公望は妲己の強大な力の前に無力でした。心身に深いダメージを与えられましたが、黄飛虎と申公豹の手助けによりなんとか生き存えることが出来ました。このままでは勝てないと知り、仲間を作ることを目標に一歩ずつ進んでいきます。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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忙殺の日々から逃れて

いやー、禁城での日々は日数にすれば3日と短いものでしたが、体感的にはものすごく長い時間だったでしょうね。まさしく四面楚歌。どこを向いても妲己の手下、誘惑の術に掛かっている人ばかりでしたから心も休まらなかったでしょう。実際やつれてましたしね。

色々考えてもいるのでしょう(本当か?)、くつろぐ時に釣りをするのって効果があるんでしょうか。釣りはしたことないんですけど、あせらず待つのが大事なコンテンツですよね。そういう意味ではまったりするのに最適なのかな。獲物がかからないとしても……。

哪吒

ナタク、と呼ばれていますが実際はナタと読むそうです。ナタクだと変換にも出てこないですね。安能務の小説での誤読が元になって名付けられているみたいです。哪吒モチーフのキャラクターが、この漫画だけでなくいろいろな作品に出来てますよね。作品ごとにちょっとずつ違うのが面白いなぁと思います。

宝貝人間というだけあって、ひとつだけでも沢山のエネルギーを使う宝貝を3つも装備している……。体力おばけか?と思ったら人造人間なんですって。えっ、急に近未来的になってきた。古代の話のはずなのに超技術設定が出てくるのめっちゃ好きです。

道士との出会い

宝貝人間の父親も道士だったんですね。なんか普通のおじさんって感じですが……。息子のはずの哪吒にめちゃくちゃ追いかけられてるのはどうしてなんでしょうか。哪吒も強力な宝貝で豊かな森を躊躇なく破壊していくの、力こそパワーって感じだ……。

あんまり考えて攻撃してる感じはないですね。脳筋と言ってしまえばその通りなのかもしれませんが、人造人間ってめちゃくちゃ頭いいイメージなのに(AI的な……。)真逆で面白いですね。単純にアタッカーって感じがして仲間になったら心強そうです。

さいごに

人造人間の哪吒が李靖にここまで執着する理由とは、一体何なのでしょうか?おやつのプリン食べたとかだったら可愛い親子喧嘩なんですけどね。それで破壊された森を考えるとヤバすぎですが。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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