前回11話で桐山くんの内なる願いがこぼれ落ち、彼は今停滞期に入ってしまっている様子が伺えました。そういう時ってありますよね……。本当にどこかへリフレッシュ旅行とか出来たら良いんですがそうも行かず。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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名人と呼ばれる人
若い!この人が名人なんですね。桐山くんと同じように中学生でプロになった棋士の一人みたいです。名前もそうですし、雪景色も相まって寒そうな印象です。どこを見てるのかわからない表情もまたミステリアスでいいですね……。タイトル何個も持ってるのって凄いことなんだろうなぁ。
ただタイトルを取るだけじゃなく、何年も防衛しているのだから尚更凄い。挑戦するより守るほうが、難しい……というか、心の負担が全然違うような気がします。この変わらない表情の下で、どんな事を考えているんでしょうか。考えが読めない人のこと、気になってしまうな……。
古典的ゲン担ぎ
先生っ!そんな古典的過ぎるダジャレでのゲン担ぎって利くんですか!?桐山くんには効いているようですが!このままだと凍えて……!先生~!!ゲン担ぎって実際効果あるんでしょうか?いや効果があろうがなかろうが、「そういうもの」なんでしょうけども。
ゲンの担ぎ方って沢山種類がありますよね。先生のようにダジャレを用いたものとか、靴下は右から履くとか、赤いパンツを穿くとか?効果のあるなしより、それをすることで自分のモチベーションが上がるかどうかって感じなんでしょうか。
ころころ変わる表情
ひなちゃん、可愛い~。子供の頃ってお金ないですし、100円のものでも大金だって思ってたなぁ。ちゃんと自分の欲しいものが買えるかどうか、お財布の中身と相談できるの偉いなぁ。レジまで行って、お金なかった!って失敗をしなさそうなタイプでとても好感が持てる……。
ちゃんと桐山くんのことをみていて、普段と違うな、元気ないな、なにか出来ることないかな、って考えられるひなちゃんが好きです。桐山くんはしっかりしているように見えるけど、実はそうじゃないんだって知ってるから出来ることですよね。血は繋がっていないけど、ちゃんと家族なんだなって思います。
さいごに
元気がないときだからこそ、一緒にごはんを食べよう。笑って同じ時間を過ごそう。そんな川本家の優しさが大好きです。あかりさんの揚げてくれた天ぷらをみんなで頬張ったら、ちょっと元気になれるかな。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。
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