前回8話では桐山くんの親友、二海堂くんと川本家のお話でした。初対面だったのに、すぐに打ち解けられるのはすごいですね。今回は事情により保育園に行っているモモちゃんのお迎えを桐山くんがすることになって……!?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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お迎えに

昔は親族以外がお迎えに行くのも全然オッケーだったような気がするんですけど、今はもうだめですよね。世知辛いというとちょっと違うような気もしますが、時代は変わったんだなぁと思いますね。この漫画の世界線ではまだ大丈夫なようです。あかりさんが保育園へ連絡してくれていたのでしょうけど。

それにしても、モモちゃんのお迎えをお願いされる程、桐山くんは川本家に深く関わるようになったんですね……。なんだか感慨深い……。まだ保育園に通っているくらい小さい子のお世話をお願いするのってだいぶ親密な関係じゃないと出来ないと思うんですけど、どうですか?

はしゃぐ犬の恐ろしさ

犬、めっちゃ怖いですよね。いや可愛いんだけど。もちろん、可愛いって感情がいつも先にくるんですけど、大きい犬はちょっと怖い。小さい頃、放し飼いにされていた犬にわたしも追いかけ回されたことがあってめちゃめちゃ恐怖を感じました。

言葉も通じないし、小さい子にとってはどうあがいても勝てない相手ですしね。モモちゃん怖かっただろうなぁ。まだ早く走れないし転んじゃうし、そりゃあ泣きますわ。いい大人でも犬に本気で追いかけられたら泣く可能性、ありますよね?ありますね。

重なる

桐山くんの本当の家族の話、ちゃんと読んだのは初めて……かな?なんか漫画とかでよく見る「お葬式の場で言い合いをする遺族」の図って本当にあるんでしょうか。恐ろしい話だ……。少なくとも桐山くんの家族たちはなんにも悪いことしてない、被害者なのに。

被害者の葬儀で文句ばっかり言う人は何を考えて生きてるんでしょうか。十中八九自分のことだけ考えてるんでしょうけど、桐山くんの気持ちを考えると本気で信じられない。この場に桐山くんのことを考えてる人はひとりも居ないですね。可哀想だ。

さいごに

桐山くんと、今のお父さんとの生活の始まりでした。今回の物語の始まり方から想像もつかない話の終わり方で、温度差で風邪を引きそうです。桐山くん、泣かないでほしい。明日は笑顔で過ごせますように。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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