前回14話ではただの桐山くんからプロ棋士の桐山くんへと認識が変わった川本家のひなちゃんとモモちゃん。ひなちゃんは桐山くんの新たな一面を知り、将棋の世界に興味を持ってくれたみたいです。初心者のひなちゃんに将棋の面白さを伝えることが出来るのでしょうか?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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おもしろアンテナ
二海堂くん、どうしてここに……。桐山くんが居るところにタイミングよく出会うような気がします。も、もしかして……GPS……?いやいやそんな訳ないですよね。しかし見てください、この少年のような輝く瞳。こんな瞳でおねだりされて、断れる人がいるでしょうか?いや、いません。
桐山くんってなんというか、人がいいですよね。他人は自分を映す鏡だと言いますし、桐山くんの周りにいる人間がどういう人達なのかっていうのを見れば、桐山くんのことも分かってくる気がします。いい人なんだよなぁ。いい人だからモモちゃんもなついてくれるし、ひなちゃんも優しくしてくれる。
将棋ってどんなゲーム?
これは子供心を鷲掴みにする絵柄……!将棋の駒って角ばってるし漢字だし、子供にはちょっととっつきにくい印象がありますよね。桐山くんの説明は、たしかにわかりやすい、わかりやすいんだけど初心者向けかと言われるとちょっと違うかも。大人向けっぽい説明の仕方です。わかりやすいけども!
対して二海堂くんは興味の有りそうな可愛い絵柄で例えて説明しているので、超初心者向けって感じですね。こっちのほうが子供受けは良さそうです。現にひなちゃん、さっきとは全然表情が違いますもんね。駒の特徴を性格として表しているのもわかりやすい。いや二海堂くん多才ですね……。
衝撃の才能
この絵本、自費出版……!?本を作った経験って今まで一度もないのですが、個人でもハードカバーの本って作れるんですね。簡単な感じでまとめていただいた、と言うには豪華な本です。加工が増えれば増えるほどお高くなっていくのだろうというのはわかります……。いくらしたんだろう。
それに絵本にしてはページ数が多いような。絵本なので厚めの紙を使っているにしても、分厚くないですか?こんなもん?わからない。いやこれ完成度高すぎて、親族に配るだけじゃなくて普通に出版してもいいんじゃないかと思えるレベルです。元を取るためには値段もすごいことになりそうですが……。
さいごに
前回に引き続き、二海堂くんと桐山くんの仲の良さが見て取れるお話でした。このままひなちゃんとモモちゃんが将棋をやることになって、そのうちプロになって桐山くんと対局することになったら面白いですね。次回も楽しみに読んでいきたいと思います!
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