前回9話では灯里ちゃんがネオ・ヴェネツィアに来てはじめての年越しでした。また新しい一年が始まり、今回はカーニヴァルのお話です。カーニヴァルの代表人物・カサノヴァの秘密を追い灯里ちゃんが目にしたものとは?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!

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猫の妖精、ケット・シー

ケット・シーってファイナルファンタジーとかでしか聞いたことなかったんですが、もとはアイルランドの民話だったんですね。イタリアから遠く離れた土地の民話が伝わっているの、めちゃくちゃ面白いなと思います。やっぱりみんな不思議なものって好きなんだなぁ。

ケット・シー (Cait Sith)は、アイルランドの伝説に登場する妖精猫のこと(ケット=猫、シー=妖精)。

ケット・シー – Wikipedia

猫の集会、いいですよねえ。猫が集まっている写真とか動画とか、いまではインターネットで気軽に見れますけど、実際自分の目で見てみたいなぁ。日本の猫も王政だったりするんでしょうか。猫にも法があったりするのかなぁ。想像が膨らみますね。

カサノヴァ

ただの噂でしかないのでしょうが、100年以上も同じ人がカサノヴァ役を演じるなんてことがあるのでしょうか。それを信じるほどに、カサノヴァ役の人物を見たことのある人が居ないんでしょうね。そこまで徹底して秘密に出来るのはすごいことだなぁと思います。

藍華ちゃんのように、ウソだろうけどこういう噂だよって面白がっている人が大半なのでしょうね。面白いからそういう事にしておこうって、お祭りなんだからいいよねって。ネオ・ヴェネツィアに住む人たちの性格が出ているような気がしますね。いい場所だなぁ。

秘密を追いかけよう

藍華ちゃんには驚かされます。普段は規律重視・わたしがしっかりしていないと!って感じの、一見石頭って人なのに、面白そうなことにぱっと飛び出していけるフットワークの軽さが羨ましい。「面白そう!」で終わらないのが藍華ちゃん。こんな友人が居たら人生楽しそうですね。

藍華ちゃんも、お祭りの雰囲気に当てられて浮かれてたりしたんでしょうか。お祭りって良いですよねえ。人がいっぱい楽しそうにしていて、賑やかで、広場は屋台のにおいでいっぱいになって。2020年はお祭りの開催が難しそうですが、またあの楽しい空間を満喫できる日が来たらな、と思います。

さいごに

カサノヴァの正体見たり……ってね。ここで内緒にする選択肢を選べる灯里ちゃんが好きです。ロマンがあってとっても良い……。冬は終わり、次回からは待望の春です!待ちわびました。春、いいですよね、春……。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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