前回10話ではヴェネツィアのお祭り、カーニヴァルのカサノヴァにまつわる秘密のお話でした。冬が終わり、ネオ・ヴェネツィアにも春がやってきました。春は出会いの季節。自主トレ中に出会った少女は両手袋のペアなのにすごい実力の持ち主で……?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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春の一大イベント・衣替え

1巻でもありましたねぇ、衣替え!それすらもう遠い昔のことのような気がします。春って良いですよね。暖かな日差し、咲き乱れる花々、人々は笑顔でごはんも美味しい。そういえば火星では花粉症の人って居るんでしょうか。未来のお話だし、どうにか対策していてほしい……。

それにしてもARIAカンパニーの制服、可愛いですよねぇ。マーメイドドレスっぽくて、シンプルで可愛くてとっても良いです。姫屋の制服もマーメイドシルエットですよね。水先案内人の制服はこうじゃないといけないって規定があるのかなぁ。誰の趣味だろう……会長?

アリス・キャロル

アリスちゃん、これまたクールな美人だぁ。と思っていたら灯里ちゃんたちより歳下!もっとずっと大人びて見えますね。もしくは、あえてそう見せようとしているのか?なんて考えてしまいます。友達いなさそうなタイプだ……。実力があってこの性格だと苦労していそうですね。

それでも学校に通って授業を受けて、お休みの日や空いた時間で水先案内人の修行をして、って……。そうまでして水先案内人になりたいんですね。学校を卒業してからならたくさん時間も取れて集中できるような気もしますけど、そうじゃないんだなぁ。すごいや。

でっかい……です!

灯里ちゃんのまっすぐな気持ちが伝わって、アリスちゃんもちょっと素直になりました。可愛い~。ずっとそうして居たらもっといいのに~。性格はそう簡単に変わらないので仕方ないですが、灯里ちゃんや藍華ちゃんと一緒に過ごしていく中で、ちょっとずつ変わっていけたら良いですね。

灯里ちゃんも藍華ちゃんもアリスちゃんも、みんなみんな所属している会社が違うのに仲良くなれるのって良いなぁ。会社的にはライバルなのに、個人では一緒に一人前の水先案内人を目指す良き友になっている構図が、めちゃくちゃ、良い……。

さいごに

春一番が運んできた、新しい友達との出会い。これからアリスちゃんと一緒に3人で一人前の水先案内人を目指していきましょう!灯里ちゃんが居ると、誰とでも友達になれそうな気がしますね。次回も楽しみに読んでいきたいと思います!

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