前回18話で灯里ちゃんはシルフの綾小路51世……もといウッディーさんのお仕事を手伝うべく、エアバイクに相乗りさせてもらうことに。お仕事のご褒美に空から見た夕焼け色に染まるネオ・ヴェネツィアはまさしく絶景でした。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!

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ARIAカンパニーはすごい人ばかり

伝説の大妖精と呼ばれるグランドマザーはARIAカンパニーの創始者だし、アリシアさんは水の3大妖精なんて呼ばれるくらいすごい人だし、何だこの会社は……。グランマから代々受け継がれてきた秘訣のようなものを、灯里ちゃんも手に入れることができるんでしょうか。

3大妖精とかそんなレベルの水先案内人になるための秘訣なんて、そうそう簡単なものじゃないような気もするし、秘訣を手に入れたからと言って誰でもなれるようなものじゃないとも思います。つまりアリシアさんはすごい。もともとそういう素質があったりするのかなぁ。

グランマ

お上品なおばあちゃんって感じでとっても素敵です!田舎暮らし、いいですね。不便なところももちろんあるでしょうが、たぶんグランマはそういうのも楽しんで自分の選択でここに住んでいるんだろうなと思います。穏やかだけど、ちゃんと自分の中に芯が通っている感じがします。

こういうおばあちゃんになりたいなぁ。いつもニコニコしていて、自分が楽しいと思うことを大事にして暮らすのってとっても素敵なことだし、一緒にいたら楽しそうですもんね。伝説なんて呼ばれているのでどんな人なのかと思ったら、肩書にこだわらない、変に偉ぶったりもしない、最高のおばあちゃんでした。

失敗は人生のスパイス

そんなの考えたこともなかった。人生は楽しいほうがいいですよね。辛いことや苦しいことがあっても仕方ないとは思っていました。でもその苦しみを糧にする発想がなかった。私はまだまだですね。やっぱりグランマもアリシアさんも本当に凄い人だ……。

そう思うと、灯里ちゃんだって何でも楽しんでしまえる名人ですよね。日常の中にある、なんてことない変化も見逃さず、楽しみを見出すことが出来る。たぶん苦難でさえ、灯里ちゃんは楽しめる。もしかして、この3人の中で一番最初に一人前になってしまったりして!

さいごに

グランマのお話が沁みました。小手先の技術だけじゃない、やっぱりいろんな事を大事にして楽しんで生きていく事が大事なんですね。3人とも、元気で素敵な水先案内人になれますように!次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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