前回15話では暁さんとボッコロの日のバラを買いに行きました。暁さんのアリシアさんへの想いが、いつか届くといいですね。今回、灯里ちゃんのもとにはなんとネバーランドへの招待状が届いて……!?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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ネバーランド
こういうことを大真面目に言ってしまえる灯里ちゃんも、それを聞いても決してバカにしたりしないアリシアさん、どっちも素敵だなぁと思います。大人になると、こういう夢物語みたいなことを言いにくくなるんですよね……。いい大人が何を言ってるの?みたいな空気、ありますよね?
大人がピーターパンを信じたっていいじゃない。ケット・シーに会いたいなって思ったっていいじゃない。どうしていない・会えないと決めつけるんでしょうか。ファンタジーを信じる灯里ちゃん、どうかそのままの姿で歳を重ねて行ってほしいなと思っています。
チャレンジ!
飛び込みって怖くないですか?藍華ちゃんも晃さんも、よく躊躇なくいけるなぁ……。いやこの行動まさしく解釈一致なんですけど、ただただ凄いなと思うばかりです。私だったらアリスちゃんみたいに、跳ぶ前にいろんな事考えちゃうと思うんですよね……。
なんとなくアリスちゃんってまだ自分に自信がないと言うか、「これやっても大丈夫なのかな?」みたいな思考があるんじゃないかなと思うんです。それを藍華ちゃんや晃さんが軽々やってのけてくれるので、自分もやってみようと思えるようになっていくというか。そういう直接会話するわけじゃないけど影響を与えあっていく関係性、めっちゃ良いなと思います。エモ。
自分を映す鏡
アリシアさんの言葉、本当に真理だと思います。幸せかどうかって他人に決めてもらうようなことじゃないんですよね。誰かと比較するものでもない。幸せの定義は自分の中にあるんです。お金持ちだから幸せ、結婚して子供がたくさんいるから幸せ。
でも、自分から見たら幸せそうに見えるその人も、見えない所では不幸を抱えているかも知れないですよね。病気を抱えていたり、親が高齢で介護をしなくちゃいけなかったり……。それでも本人が幸せだと感じていたら幸せなんですよ。逆もまた然り。
どんなに恵まれていても、自分の不幸にばかり気を取られて不幸だ不幸だと嘆いていたらその人は不幸なのです。もっと幸せなことに目を向けようって思わせてくれる話だなと感じます。ARIAを読んでいるとはっと気付かされることが多くて、本当に助かります……。
さいごに
太陽の季節が始まります。光り輝く太陽のもとで成長していく灯里ちゃんが楽しみですね。大好きな人達と砂浜でリフレッシュして、さあ明日からまた頑張りましょう。今年も夏は忙しくなりますよ!次回も楽しみに読んでいきたいと思います。
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