前回16話ではアリシアさんと晃さんにご招待いただき、秘密のネバーランドでしばしの休息でした。今回は暑い夏、蜃気楼と逃げ水のお話です。追いつけないものに追いついてしまった時、どうなってしまうのでしょうか。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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蜃気楼

そういえば蜃気楼って見たこと無いなぁって思いました。蜃気楼って水の上に発生するようなものなのかな?海沿いに住んでたら見れたりするんでしょうか。見てみたいなぁ。蜃気楼で映るものは現実のものと同じ様な見た目なのかな?自分の家が映ったりは……しますか?

それにしてもアリシアさんめちゃくちゃ博識ですね。蜃気楼の事は知っていても、どうして発生するのか、どういう原理なのかってスッと出てくるの凄いと思います。しかもわかりやすく説明してくれるので助かります。アリシアさんが学校の先生だったらいいのにな~!

涼しい場所

アリア社長はいつも不思議な場所へ連れて行ってくれますね。この喫茶店も、なんだか不思議な空間です。逃げ水っていうのも初めて聞きました。それも蜃気楼の一種だということですが、いろんな事があるなぁ……。夏って不思議だ。

蜃気楼や逃げ水ってなんとなく、湿度が高いと起こらないような印象があるのですがどうなんでしょうか。気温差で起こる現象だとアリシアさんが言っていましたが、湿度に関しては言及してなかったですよね。日本でも蜃気楼や逃げ水を見ることって出来るんでしょうか?

猫の集会

わー!ケット・シーだ!いつのまに。店主のおばちゃんも居なくなってしまっている。彼女も猫だったのかな?貰った夜光鈴も猫の形をしていて、めちゃくちゃかわいい。風鈴って最近見ないですよね。田舎の方だとまだ夏には出てくるのかな?

いま、騒音に厳しいですもんね。風鈴の音も騒音扱いされてしまうことがあるって聞いて、なんだか悲しい世界になってきてしまったなぁと思ってしまいます。ネオ・ヴェネツィアのように他人に寛容な世界で生きていきたい。隣の芝生は青く見えるのかも知れませんが。

さいごに

不思議な世界に誘われ迷い込んでは、善意で元の世界へと戻してもらえるのは灯里ちゃんの人格が素敵なものだからでしょうか。暑い夏にちょっとひんやりするようなエピソードでした。次回も楽しみに読んでいきたいと思います!

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