前回4話では、アリシアさんとアリア社長と紅葉散策を楽しんだ灯里ちゃんでした。今回はネオ・ヴェネツィアのお祭りのひとつ、ヴォガ・ロンガへ参加します!噂によると一人前昇格試験も兼ねているとか……!?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!
前回のお話はこちら!
秋の音
秋の音っていいですよね。夏とは違って、落ち着いた綺麗な虫の声。鈴虫が一番さいしょに思い浮かぶかもしれないけど、松虫の声も好きです。落ち葉を踏むときのサクサクって言う小気味良い音とかも。
地球ではもう鈴虫の声が聴こえなかったりするんだろうか。機械化が進むのは便利になりますけど、生態系が崩れたり風情がなくなっていくのは悲しいですね。天候もすべて機械化されているらしいし……。突然の夕立とかも無いってことですよね、多分。
楽しむ心
がんばってね、じゃなくて、がんばって楽しんできてね、っていうのがアリシアさんの好きな所。これが試験であろうがなかろうが、せっかくのお祭りなんだし楽しまなくては。こういう声掛けのできる人になりたいなぁ。
日本だと、大事な試験や試合の前は「頑張って!」「全力出し切ってね」とか声掛けしがちですが、海外だとアリシアさんみたく「楽しんでね」って言ってくれる人が多いみたいです。どうしてなんだろう。
ずっとこうしていたい
あー、楽しいことしてる時、ずっとこうしていたいなぁって思うのすごく分かる。楽しいことって、幸せなことって、ずっとしていたい。そうだったらいいのに。終わりが来なければいいのに。灯里ちゃんは本当に船を漕ぐのが好きなんですね。
好きな事を楽しむ体力があるの、ほんとうに幸せなことだと思います。何をするにも体力がないと続かないですよね。船を漕ぐのももちろん、絵を描いたり、ものを作ったり、ゲームをするのだってそう。体力、つけていこう……。
さいごに
そう簡単に一人前になれるはず、ないですよねー。がっかり藍華ちゃん、残念でした。船のお祭り、灯里ちゃんはすごく楽しめたようで本当に良かったです!次回も楽しみに読んでいきたいと思います。
次回のお話はこちら!