前回7話では見事に妲己にしてやられました。途中までは上手く行っていましたが、妲己のほうが何枚も上手でしたね。妲己に捕らえられ、同郷の民が蠆盆に落とされてしまうことに。太公望はこのまま落とされて死んでしまうのか!?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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なにもかも裏目に……
う~ん、真実は時として人を傷つけますね。太公望はもちろん他の人を巻き込むつもりで妲己に挑んだわけではありません。なんなら他の人を巻き込まないように、自分だけの力で妲己だけを討つつもりだったんですが、完全にそれが裏目に出てしまいました。
武成王・黄飛虎も妲己に人質を取られているようで、強く出ることが出来ないみたいですね。妲己、本当に恐ろしい人。いや厳密には人ではなく妖怪仙人なんですが、そういう話ではなく……。すべてが妲己の手のひらの上で転がされているような、そんな気持ちになります。
失望の真意
失望したってことは、申公豹ってばもしかして太公望がワンチャン妲己を討ち破ってくれることを期待していたってことですか!?そういうことですか!?かわいいね~!!いや太公望の実力に一目置いているのも理解していますし、ただ「そうなったら面白いな」って思ってただけっていうのもわかります。
でも失望したよって直接言いに行くの面白すぎませんか。わざわざ毒抜きした四不象と打神鞭を取り返してくれてるし、っていうかそれに妲己が気付かないはずがないですし、また力をつけたら遊びに来てねってことなんですかね。ウワ~~。弄ばれている。
頭を冷やす
ちょっとこのコマやばすぎませんか?美しすぎる。宗教画か?土砂降りだった雨が上がって、太公望のいままでの考えも流されていって、次に目指すは仲間づくり。めっちゃいい話の展開。ゲームだったらここでオープニングムービーが挟まってドンとタイトルが出ますね。間違いない。
やはり主人公たるもの、いちどは負けておかないと強くなることは出来ないのか……。折れるなら最初のほうが良いですね。敵の強大さも、狡猾さも、なにもかもが上手だった、って理解できますしね。いやあ妲己ちゃん強かったなぁ……。仲間が集まったら倒せるものなんでしょうか。
さいごに
すべて失ったと思っていたけど、いちから始めるのも悪くないですよ。少なくとも四不象がいる。最初はふたりから、ちょっとずつ仲間を集めて進んでいきましょう。助けてくれた黄飛虎のためにも。次回も楽しみに読んでいきたいと思います!
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