11世紀初頭、北ヨーロッパが舞台のヴァイキングたちの漫画、ヴィンランド・サガ1話を読みました。アサシンクリードの新作がヴァイキングの話だと聞いたので、予習がてら読んでみたら面白かったのでネタバレ有りで記録したいと思います。

戦争と略奪と生活

昔の戦争だぁ~。銃でなく、弓と槍と手斧の戦争だぁ~。ぐろい!砦を攻めて、そこに備蓄している食べ物やお金を奪って生きていくヴァイキングのお話なんですね。主人公のトルフィンはアシェラッド率いる兵の一員ですが、まだ子供です。

どうして子供が戦争の前線にいるのか?なぜ戦うのか?というのは、すぐ語られることになると思います。あまりにも悲しい……。子供が苦労して悲しむ姿、こちらまで悲しくなってしまうのでほんとに元気で健やかに過ごしていてほしい……。

森に竜

アシェラッドの兵団は、森の中を船を担いで移動し敵の意表を突く戦術を取ります。警戒していなかった方角から攻め込めば、敵の守りは薄く容易に陣地内に入ることが出来ます。なるほどなあ~。

ただ意表をついただけでなく、アシェラッドの戦闘力も素晴らしく高いと……。2時間程度で守りの薄いところから入り込み、敵を全滅させ、宝物庫や家から金品をすべて引き上げる手際の良さ。シンプルにすごい。

トルフィンの敵討ち

トルフィンは大将首を持って帰ってくることと引き換えに、アシェラッドと決闘をすることを約束していました。なぜ決闘にこだわるのか?それはアシェラッドがトルフィンの父親の仇だからでした。

が、いまはまだ財宝を奪った敵の領地内。まずは逃げることが先……で、決闘はちょっとお預けのようす。しかしまだ本当に少年なのに父親の仇討ちのために兵士として働くなんて想像がつかない。親子の結びつきが強いとこんな風になるんですかね?

さいごに

ヴァイキングの話っていままで読んだことがなくて、海賊の話?ワンピースみたいなの?くらいのイメージだったんですが、おもったよりガチ目の戦争描写から始まってドキドキしました。トルフィンとアシェラッドの決闘も気になるし、次回が楽しみです!

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