前回6話で、戦の話題に沸き立つ村人たちと、関係ない人たちを巻き込んでしまって不甲斐なさを隠せないトールズさん。皆戦へ向かうことを楽しみにしている様子ですが、トルフィンの様子がちょっとおかしくて……?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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ルール違反

子どもたちの間で流行っていた戦争ごっこ、あれにはしっかりルールがあったんですね。ルールなしにやってたらただのケンカか。いやしかし子供同士の遊びで骨折るって相当ヤバいですね。現代だったら相当大変なことになりますね。

トールズさんの優秀な戦士の血が受け継がれているって言うと嬉しいような、そうでもないような複雑な気持ちになりますね。実力はあるのかもしれないけど、トールズさん的には戦なんか行かずに平和に暮らしていてほしいはず……。

剣があったらどうするの

トルフィン、どうやらトールズさんの戦についていきたい様子……。いや気持ちはめっちゃ分かる。男なら戦へって世界で育っていて、戦への憧れがない男児なんて多分いないよね。でも、正直、まだ小さすぎるんだよな……。体格がどうとか、何歳以上ならとかそういう話でもない。

武器に憧れるのもめっちゃ分かる。だって村のちょっと大人のお兄さんたちは戦に行くからって立派な剣や槍をもらっているもの。僕もそれほしいってなっちゃいますよね。おもちゃじゃないんだけどな……。

敵は誰だ

トールズさん、本当にもう戦争への意欲ゼロですね。出来ることなら平和に、争いもない世界で暮らしたいって気持ちが溢れ出ている。息子がなんの目的もなく敵を倒したいって思ってるの知ったらどうしたら良いかわかんないだろうなぁ。

トルフィンの気持ちもトールズさんの気持ちも痛いほど分かる。あんまりトールズさんに悲しい顔させないでくれトルフィン……。見てるこっちまで悲しくなってしまう。どうにか理解してほしいけど、まだ無理だろうなぁ。いつかわかってくれるのかな。

さいごに

口下手なトールズさん、思っていることをトルフィンにちゃんと話したことあるんでしょうか。もうすぐ戦に出発して、そうしたらもう話す機会ないと思うんですが、大丈夫なのかな……。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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