前回14話で敵の個性により、水難エリアへ飛ばされてしまった出久くんと梅雨ちゃん、峰田くん。自分たちへ襲いかかる悪意へ、ヒーローの卵たちはどう戦っていくのでしょうか。果たして生きて帰れるのでしょうか。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。
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頼られる委員長
学級委員長決めの回(>12話)での飯田くんの行動が、ちゃんと皆に届いていたのが分かるシーンでした。めっちゃ良い。学級委員長なんて面倒臭いもの、みたいな印象が普通の学園モノだとどうしてもあって、そのイメージが抜けてないんだと思うんですけど。ちゃんと「この人なら任せられる」って信頼して推してたんだなって。
みんなヒーローになるっていう同じ夢を見ている仲間で、実力は今までの授業で見ているからこそ頼れる人たちなんだと思えるんだなぁ……って思います。今日初めて知り合った人相手だったらこんな風に任せた!って背中押せないと思うんですよ。
リサーチ不足
まだ実践なんてしたことない。授業で生徒同士の模擬戦をした程度の経験値。敵が生徒を舐めているわけではないのは分かりますが、本当に脅威だと思っているなら生徒の個性も把握して来ていると思うんですよね。ツメが甘いと言うか、そこまでする程じゃないと思ったのか。
舐めていない訳じゃないと思うんですよね。ただ自分たちの有利な戦場で戦いたいだけ。水中が有利だからという理由よりも、陸上じゃ意味のない/使えない個性の人たちばかりだったのでは?とも思えます。どうだろう……。そう考えるとちょっと可愛く思えますね。他人事か。
ピンチはチャンス
この作戦、誰が欠けても成立しなかったものですね。居るメンバーの個性を考えて練った作戦なので当然といえば当然なんですけど。一見戦闘には不向きに見える峰田くんの個性もしっかり使って、相手を打ち負かすのではなく行動不能にしての勝利です。
これはめちゃくちゃ良い勝ち方でした。出久くんは親指と中指を負傷しましたが、ここで全力で戦って消耗するよりも、あの首謀者のもとへ向かうべきと判断したんですね。いや本当に凄い。船が沈むかも、最悪ここで死ぬかもって状況でよくそこまで……。
さいごに
3人の力でどうにか水難エリアから脱出することが出来ました。はぐれてしまった他の生徒たちは、先生たちは無事でしょうか?救援要請を任された飯田くんは間に合うのでしょうか?目が離せない展開になってきました。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。
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