前回9話で、今までフードを被っていた塾生の正体が明らかになりました。その正体はなんと正十字騎士團ヴァチカン本部から来た上級監察官、霧隠シュラ。いままで存在を隠されていた燐は処分されてしまったりするのでしょうか?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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メフィストの本心

メフィストって産まれは悪魔側なんでしょうけど、どうして祓魔師の側について悪魔と戦っているんでしょうか。サタンになにか恨みがあるのかなぁ?多分、正十字騎士團の人たちもメフィストの出自というか、何かあるなっていうのは分かってるんですよね。

名前とか、一切隠す気ないですもんね。名前も隠さず正十字騎士團の日本支部長にまでなっているということは、メフィストの悪魔討伐の意思が強く本物であるということに間違いはなさそうです。ちょっと実は敵なんじゃないかって思っていた……。

証明の仕方

り、燐~!ちゃんと父親のこと、恥ずかしがらずに尊敬できるようになったんですね。泣ける……。感情が昂ぶって悲しい別れ方をしてしまいましたが、クロとの出会いや塾生たちとの関わりを経て、燐が自分の気持ちに正直になってきているのがめちゃくちゃ嬉しいです。

本当は大好きで尊敬している父親のこと、あんなやつ!なんて言うの悲しいですもんね。大事な人のことを馬鹿にされたときに素直に怒れる燐が、なんだか勝手に誇らしく思えます。いい子に育ったなぁ……。父親の育て方が良かったんですね。

虚無界を捨てて

虚無界出身の悪魔が人間と物質界の平和を望むって一体どういうことなんでしょうか。虚無界での生活に嫌気が差した……とか?謎ばかりですね。日本支部での地位は確立してるっぽいですけど、ヴァチカン本部の人たちはまだ完全に信用してないみたいです。

ちょこちょこメフィストの不穏なシーンが出てきますけど、結局まだまだメフィストがどの立ち位置にいるのかって確定しないのが怖いですね。たぶんこれだけ怪しい人物って一周回ってちゃんと味方だったりするんですけどね。怪しいと思ったら味方だった、と思ったらやっぱり敵だったわ!みたいなパターンもあるので怖い。

さいごに

なんとか燐の存在を報告するのは保留にしてもらい、新たな塾講師として日本支部に加わったシュラでした。こんな先生が居たら授業も楽しそうですね。燐が聖騎士になるまで、道程は長い……!次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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