前回16話では事件が発生していました。不浄王の左目が盗まれ、京都に隠されていた右目にも異変があったとのことで、候補生たちも京都に遠征に行くことになりました。塾生たちと気まずい空気になってしまっている燐は仲直りすることが出来るのでしょうか?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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腫れ物扱い

しえみもは燐に声をかけたいけど、なんて言ったらいいのかわからないみたいです。燐の炎が厄災であった青い夜のものとおなじ炎だってわかったらそうなってしまうのは仕方ないのかも知れませんが、勝呂くんと子猫丸くんの態度はあからさますぎてちょっと嫌ですね。

ここでちゃんと差別しないで今まで通りの態度をとってくれる出雲の優しさが身に染みるような気がします。ちょっと気が強くて誤解されがちだけど、根は優しいいい子なんでしょうね。同じように誤解されて生きてきたから燐の気持ちがわかるのかな。ええ子や……。

こわくないよ

燐の炎がしえみを救うのはこれで3度目ですね。攻撃しようと思って出している炎とは違うので、人体には影響がないみたいです。便利な炎だなぁ。というか連帯責任での罰とは言え、しえみがこんな目に合うの可哀想過ぎる……。子猫丸の石が動いたのは、動揺が伝わったから?

燐の炎が危険なものではないという事、どうやったら勝呂くんや子猫丸に伝わるんでしょうか。もう話を聞いてくれるような雰囲気じゃないですもんね。直接炎を浴びたしえみが熱くないよって言っても、新幹線のシートは燃えてしまったし、説得力ないですね……。

自分を見て欲しい

そのとおりなんだよなぁ!サタンは確かに過去に京都を襲って沢山の人を炎で殺したかも知れないですが、燐はその件とは全く関係がない。同じ炎だといえばそうかも知れませんが、炎はただの道具、というか能力です。包丁で刺されたことがあるから料理人が憎い、とは思いませんよね。

燐の炎に関していえば、今の例えはちょっと合わないかも知れませんが。青色の炎はサタンの血を継ぐ者にしか扱えないものならば、怖くなってしまっても仕方ないような気もします。でも出雲も言っていたように、サタンを倒すと言うなら怖気付いている場合ではないのでは?

さいごに

塾生たちとの仲直りができないまま、京都に着いてしまいました。おかえりって、もしかして宿泊施設は勝呂くんの実家っぽい……?お寺の子じゃなかったの?なんだか複雑な事情を抱えていそうです。次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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