前回9話では、ゴルタスの腕の中でようやく目覚めたアラジン。しかしそばにアリババの姿はなく……。ニコニコと胡散臭い領主の話を聞き流しながら歩みを進めていきます。アリババにふたたび会えるときは来るのでしょうか?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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ゴルタスとモルジアナ

ゴルタスの身体は大きいですが、遊牧民族出身だということは心根は穏やかで優しい人だったりするんでしょうか。遊牧民のことってよく知らないんですけど、なんかそういうイメージがあります。この怪我は誰がさせたんでしょうか。なんとなく領主が与えた傷のような気がします。ムム。

モルジアナ、故郷のことを暗黒大陸と呼ばれるのは嫌みたい。誰だってきっとそうですよね。モルジアナが過ごしてきた幼少期、どんなものだったのでしょうか。記憶が薄れるほど小さな頃に奴隷として故郷を離れなくてはならなかったのでしょうか?そんな辛い話があるかよ……。

まだ見ぬ人々

アラジンのこの思考、たまに私も思うことがあるのですがめちゃくちゃ不思議な気持ちになりますよね。自分の世界って見えてる部分だけになりがちですが、実はもっともっと広くて、知らないところで知らない人がちゃんと生きているんだって。変な感じ……。

アラジンの知識欲はすさまじいですね。世界のこと、文書や話で聞いたことはあっても見たことがないから、見てみたい。知らないことは知ってみたい。体験してみたい。何度も言ってしまいますが、本当に小さな子供のような純粋さを感じます。

死んで……

ませんが……。ここめっちゃ面白かったです。モルジアナは鼻が効くけどアリババのにおいは覚えてなかったんですかね。においを覚えていれば死んでるか生きているか、近くにいるか分かりそうなものですが……。モルジアナのこと、ちょっと可愛いなって思えてきてしまった。

それにしてもモルジアナ、脚力ものすごいですね!?すごいなんてものじゃない。ちょっと力入れただけで床が割れるし、その脚力で壁も登れるのめちゃくちゃすぎる。鎖が付いていたってなんの障害にもなっていないように思えます。領主のこと自力でやっつけられるのでは?

さいごに

なんとあの針の山から生き延びていたアリババ、アラジンと無事に合流出来て本当に良かった……!笛は未だ領主の手の内ですが、とりあえず一安心です。そしてアリババが見つけた扉の先に眠っているものとは!?次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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