前回9話でシスター・クローネとの鬼ごっこを経て見えてきたもの。シスターの本心とはいったいどんなものなのか?今後の課題とは?回を増すごとにどんどん面白くなっていく約束のネバーランド、今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!

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ドンとギルダ

事情を知ってる人間が増えるのはいいことです。単純に話が早くなるので、不測の事態があった時にもやりやすくなるのかなと。いま彼等がやっている隊列を組んでの鬼ごっこ戦術訓練も、どうしてこれをやっているのかって理解して居たほうが効果がありそうですよね。よく考えている……。

しかしギルダは、シスター・クローネの部屋の準備をしている時やキャロルの世話をしている時、エマに対してすごく何かを言いたそうな顔してたんですよね。なにかを知っているのか、なにを考えているのか、どうなんでしょうか。

内通者

え~!?これめちゃくちゃ衝撃でした。みんな普通に生活しているように見えたのに、裏ではママにエマたちの行動を密告していた人がいるってこと?グレイス・フィールドハウスの子供たちはみんな優秀だとは言いますが、そんなことまでやってしまうの?無自覚でやってるのかもとは言いますが……。

もし、もし事態をしっかり把握していて、理解した上でママに密告している人がいるとしたらそれってかなり頭のいい子じゃないと出来ないことですよね。どうしてそんな事をするんだろう。それをすることによって得られるメリットはなんだろう。この漫画を読んでるとなぜ?っていっぱい考えてしまう。

ママの隙

さすがのママ、シスターへの扱いも小さい子と同じようにするんですね。それほど自分とシスター・クローネの実力差を理解しているのか。やっぱりシスター・クローネが子供たちの実力を見るため接触できたのは、ママがわざと見せた隙のおかげだったんですね。怖い。

ママはシスターの利益を考えてくれているし、ちゃんと自分の役割を演じていたらママになる保証もするって言ってくれてはいるんですがどうにも信じきれない部分がありますね。ママのやさしいはずの笑顔が、いまはめちゃくちゃ怖いなって思ってしまう……。

さいごに

えっ!?いきなり10日後に脱走決行!?まだドンとギルダに話もしていないし、鬼ごっこ訓練だってまだ途中なのでは……?相手の裏をかくっていう点では有効な手かもしれませんが、上手くいくのでしょうか?次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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