前回16話では毎日ママが消えていく秘密の部屋の存在と場所、そして食用児の味方になってくれるかも知れないW・ミネルヴァという人物についてのお話でした。ドンはママから鍵を盗んで秘密の部屋へ侵入しようとしているようで……!?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!
前回のお話はこちら!
モールス符号
モールス符号って常識でしたっけ……?私の生きている世界ではモールス符号なんて使ったことなくて、ミステリ小説とかでトリックに使われているくらいのものっていう印象なんですが、符号の対応表みたいなものも見ずに解読できちゃうのすごいな……。
この円に擬態したモールス符号もちゃんとしたものが描かれていて、またすごい。こんなの解読する人居ないと思って適当にチョンチョンって描いちゃってもいいのに、読めるんですよね。文章のスタートは左上らへんからです。対応表を載せておくので暇なときに当てはめて楽しもうと思います。
あなどれないエマの勘
勘、いや、勘って大事ですよね……。モールス符号の無い本は明らかになにかあるでしょうけど、約束ってなんだろう。今まで見せてくれた本に書いてあったのは警告メッセージ的なものばかりでしたが、これだけちょっと毛色が違うというか。おかしいな?ってなるのも納得出来ますね。
メタ的な事を言うならタイトルにもなっているのだから当然重要なことなんだろうと察することは出来るんですが、エマがそれに気付けたのが本当にすごいなと思います。マジの天才なんだろうな……。頭がいいって勉強ができるってだけじゃないと思わせてくれる。
「もしかして」
いままで里親に引き取られハウスを去ったはずの子供たちの私物。リトルバーニーもママが拾った後ここに安置されていたんですね。ママはここで毎日定時連絡をしているとレイが言っていましたが、どんな気持ちで眺めるんでしょうか。感情とかもう無いのかな。
ドンとギルダが真実に気付いていく。エマが嘘をついていると感じたらまたおいでってシスターが言っていましたが、こういうのも考えていたのかな。なんかもう、大人たちは見た目に関係なくすごい頭脳の持ち主なんだと考えて良さそうです。どこまでが計算なんだろう。
さいごに
ママが部屋に帰ってきてしまった!本棚の扉って閉めてきたんでしたっけ!?見つかったらヤバい。ママ的に制御できているなら即出荷はないようですが、それでもどうなるかわからない。どんどん目が離せなくなっていきますね……!次回も楽しみに読んでいきたいと思います。
次回のお話はこちら!