前回17話では義理の姉・香子に重たく呪いのような言葉を掛けられてしまった桐山くん。齢65歳の棋士人生に終止符を打つ存在となるのか?それとも呪いの通り、負けてあげてしまうのか。今回もネタバレ有りで感想を書いていきます!

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40年後の自分

40年も同じことを繰り返すのってちょっと想像つかないなぁ……。ちょっと前なら、同じ企業に定年まで勤めるのが普通だったみたいなので有り得る話なのかも知れませんが、今は転職当たり前の時代ですしね。そうじゃなくても、ちょっとまだ想像できない。

段位がどんどん上がって自分も強く、対戦相手も強くなっていけるなら新鮮味もあるかも知れません。でも松永さんみたいに、上がることはなくても落ちないように落ちないようにってもがくだけってめちゃくちゃキツそうですね。しかもそれを40年も……。

混乱させるための策略か、それとも

王の駒を隅っこで囲って取られないようにする作戦が穴熊、そこから出てきたら危ないっていうのは素人の私でも分かります。な、なんで出てきちゃったんだろう?ちょっと松永さん、挙動不審と言うか……。朝からおみくじ引いて落ち込んでみたり、忙しい人ですね。

7五歩対策っていうのがよくわからないんですが、穴熊戦法を取るときに気をつけないといけないことなのかなぁ。このへんのガチ将棋ターンは推測するしかないんですが、将棋のルールとかセオリーとか理解してたらもっと面白く読めるんだろうなぁと思います。

負けたときの態度が本質

試合相手のことを尊敬させて欲しいって気持ち、めっちゃわかります。対戦ゲームとかしてるときも、試合の最中や終わった後チャットで暴言吐いたりする人がいると同じようなこと思うなぁ……。そんなことされて尊敬しろって言う方が無理ですもんね。

松永さんも、65年も生きてきてそれはちょっとヤバいですよ。指輪してないけど結婚してるんでしょうか。奥さんがいるうちは良いかも知れないけど、今後一人になってしまった後もそんな態度で生きていたら、誰からも優しくしてもらえないぞ……と思ってしまいます。

さいごに

松永さん言ってることがハチャメチャすぎて一周回って面白いですね。関わり合いにはなりたくないですけど……。世話を焼いてあげる桐山くん優しすぎる。階段で落ちたのに大したことなくてよかったですね。次回も楽しみに読んでいきたいと思います!

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