前回13話で、レイがママの内通者であるということが確定してしまいました。気になるのはその理由と動機ですね。レイは今までひとりで真実を抱え込み、どんな気持ちで過ごしていたのでしょうか?今回もネタバレ有りで感想を書いていきます。

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生きて逃げ出すため

レイ、あんなに小さかった頃からママのために働いていたんですね。それもこれも、全部脱獄するためだと。最初から、レイがママの手先となり働き始めた頃から脱獄を計画していたということ?途方も無いですね。出荷されないためにスコアも高得点を維持していたし、すごいとしか言いようがない。

脱獄をするだけじゃない、ハウスの外に出て自力で生きていかなくてはならないために、外の世界を探っても居たと。なんという……本当に子供の頭脳とは思えない行動ですね。すべての行動に無駄がなく、更には発信機もちゃんと壊せると。レイ、凄いなんて言葉じゃ足りない。

仲間になるための条件

レイがこの脱獄で助けたかった命は、自分とエマとノーマンの3人分だけ?同い年で大事な家族だっていうのはわかりますが、この執着心はなんだろう。同じ家で育ってレイを慕ってくれている子供だって居るでしょうに、その子達の命はどうでもいいってこと?

たしかに、ハウスの子供たち全員連れて逃げるのってすごく大変だと思います。まだ赤ちゃんだって居るし、体力が少なくてすぐ疲れてしまうようなら旅には向かない。外がどういう環境なのかもわからないし、愚策と言われてしまうのも仕方がないような気がします。

嘘じゃなかった

本当に内通者だったのかぁ。なんか、まだ驚いてしまっています。まさかレイが、という気持ちが大きいです。ママの目にはちゃんと自分の命が可愛いだけのレイとして映っているのでしょうか。もしレイの裏切りがバレていたら脱獄は失敗どころかやっぱり出荷されてしまうのでは……。

今回、レイが取引してもらっている報酬ってなんなのでしょうか。脱獄のために今まで周到に用意をしてきたレイのことだから、きっと役立つアイテムだと思うのですが……。でもあからさまにサバイバル的なアイテムだと怪しまれてしまうし、線引が難しそう。

さいごに

レイの6年越しの計画は、果たしてうまくいくのでしょうか。あのエマが全員連れて脱出するという作戦を変えるとは思えないのですが、どうなってしまうのか。毎回衝撃と謎を残す約束のネバーランド、話の魅せ方が上手い……!次回も楽しみに読んでいきたいと思います。

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